お金を盗られたのに・・

夕方、岸本康弘さんの家に寄った。
岸本おじさんはしょげていた。友人に３０万円程盗られたとのこと。そのなかには小学生たちからネパールの岸本学舎に寄せられたカンパもあると言う。障害者で動けないの知っての盗みである。いまその抗議と、盗ったお金を返却してほしい旨の手紙を書いているとのこと。
「警察には言わないんですか」
「・・・・・」
岸本さんはまずその友人に手紙を書きたいのだろう。
ぼくは根掘り葉掘り聞かずに、違う話題の話をした。

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夜、ＳＩＮさん、Ｏ３６さんと西宮北口の駅前で落ち合って、「メタモルフォーゼ」へ行き、いっぱいやった。ＳＩＮさんから頼んであったＤＶＤを受け取った。豪華な仕上げである。感謝。０３６さんは去年からバンドを組みだしたので、その話をしていると、坂出さんが昨日メタモルへ飲みに来た、高田渡とも一緒にやっていたシンガーソングライター（名前を忘れた）のＣＤをかけてくれた。井上陽水のような声だったが、歌は変化に富んでいた。アルバムの中に全部英語で作詞したのがあったので感心した。

８月のメタモルフォーゼ展は、小林開さんの展覧会だった。平面作品がたくさん展示されていた。本人が来たのでタイトルやコンセプトを聞いてみると、それは秘密とのこと。
しばらくして山本淳夫さんが来た。秋の横浜トリエンナーレで兵庫より展示する２つのグループ（堀尾貞治さんの空気グループと芦屋のグループ）はいずれも、山本さんが関係してきたのですごい！　（３月までは芦屋市立美術館の学芸員。今は滋賀県立美術館学芸員）ということを言うと、そんなことはありません、と照れ笑いをしていた。

ＳＩＮさんと０３６さんとでワイワイだべって終電車に間に合うように帰った。楽しいひとときであった。