アート・パフォーマンス

aiueokaki2005-06-15

  はてさて、写真の話だが、「宝塚現代アート6.5」でのアート・パフォーマンスはおもしろかった。阪急宝塚駅、噴水前に大きな財布がある。そのがま口が開いて、中から買い物をしたレシートが出てくる。1枚、2枚、チラリ、チラチラ。風にひらひら。道行く人が足を止めて、おや何だ?、と見入る。そこへギター音楽に合わせてシャボン玉がぷわぷわ。虹を内包したシャボン玉があたり一面フワフワ。空へ上っていったり、人に小突かれて、パチン、と消えたり。きれいだ。
 大財布には、水垣尚が入っている。シャボン玉を作るのは、池田慎、篠原克治、大野良平、山本深さんらだ。そして、がま口やシャボン玉に合わせてギターを弾くのが田路幸博さん。
 大人は遠くで見ていたが、子どもは近くまで来て参加までして大喜び。隣では、宝塚都市再生フォーラムの足湯グループ(関西学院大学生が中心)が板で作った足湯をしている。宝塚造形芸術大学生がフォーラムの呼び込みをしている。
シャボン玉が風に流される。ぷわぷわ。ギターの音色も流れる。子どもが追っかける。ふわふわ、空に舞い上がる。ふわふわ。大財布が口をパクパク。
誰かが言った。「これぞ、あぶく銭!!」



 ー「宝塚現代アート6.5」よりー