ワクワク 岡本和喜展

aiueokaki2005-05-08

 今日は午後から、念願の大阪・国立民俗学博物館へ行った。蛍池からモノレールに乗り換えて、万博記念公園駅で降りると岡本太郎太陽の塔が見えた。上に見上げるその塔を超えると民族学博物館に着いた。特別展「きのうよりワクワクしてきたーブリコラージュ・アート・ナウー日常の冒険者たち」は思っていたとおり、面白かった。日常生活にころがっている不要品やゴミ等あり合わせの素材を利用してつくった便利品や奇天烈品、遊ぶ物、飾り物作品などが所狭しとばかりに置かれていた。そしてその中に他国のお面や装飾品等の博物館所蔵品が置かれていた。宝探しをするためにか隠してあるものもあった。会場前では、学生達があちこちでおもいのままに作品をつくっていた。ブリコラージュを通して肩肘を張らずありのままに生きることの楽しみや喜びが伝わってくる。
 帰りに、箕面・桜井の篠原克治さんのやっているギャラリー「かまぼこ」に寄った。岡本和喜展をやっていたからだ。行くと、岡本、水垣夫婦(別姓)、そして坂出さんがいた(彼は面白い話をしてすぐ帰った)。展示は先程の民博・特別展のつづきではないかと思った。
日頃よく使っている素材や道具、不要品から、面白いモノ(作品)を生み出していた。いらなくなったモノや道具が様変わりして、ムカデやバルタン星人になったりしている。ここにもレヴィ・ストロースがいたのだ。ビールを2缶飲んで帰った。(写真は、岡本・水垣夫婦)
 はてさて、今日は有意義で楽しい連休の最後の日だった。