ああ、おいしかった!

aiueokaki2005-05-09

 夕方7時半に仕事を終えてから、クルマで30分で帰れる田舎の実家へ寄って夕飯をとってから家に帰った。宝塚北にある田舎にはぼくの母と祖母が2人で暮らしている。母は79歳、祖母は98歳だ。どちらも腰を曲げてよちよち歩く。でも2人とも元気である。祖母はおしめをしているが、自分でまだトイレにもいける。食事も食べ終わると必ず、「ああ、おいしかった」と言う。どんな食事でも「おいしかった」と言うのだ。明治生まれの祖母にとっては、若い頃の芋だけ、麦飯だけの食事からみれば、今はごちそうばかりで天国の食卓であるらしい。
 はてさて、ぼくも時々祖母に見習ってどんな粗末な食事でも「ああ、おいしかった」と言うことがある。