2014-11-25 『晩秋の日の幻想』言葉の展覧会1992 風に舞う赤い葉黄色い葉 風にゆれる哀しい歌 風に酔うわたしの夢 初々しく 自由でぴちぴちと とらわれのない娘のわたし 踊り飛び上がり走る どこまでも 夜ごと寝苦しく悶え 波が打ち寄せては引いてゆく あの高い丘の上の 空に向かって駆けて行こう 風に流れる遠い木霊 風に隠れる喜びの詩 風に消える晩秋の夢幻想 山はもうすっかり 黄橙赤の饗宴 雨が濡らして *** ・