『わずかの光で』言葉の展覧会1990

暗い部屋の中にいた
わたしのからだの黒ずんで固く腫れ上がった一部は
だんだん広がりをみせ
若々しい全体を浸食しようとしていた
だめだこれは もうどうしようもない
為す術もなく諦めかけていたところへ
わずか隙間から光が射した
黒ずんだ塊に光が当たると
少しずつすこしずつ解け治っていったのである
わたしは部屋を開け放ち
光をいっぱい取り入れた




※今日、24日分を一挙に書いた。ああ、こんなことばっかり。荒さと駄目さが目立つ。
 おや、後10日で言葉の展覧会も「2000回(編)」になるなあ。