『時の旅人』 No.3643

真夜中 せなか寒く目がさめる と
ゆめかうつつか すでに失われたものがあらわれてくる

無限に広がる今 時が広がり横に斜めに 未来に過去に
ゆめかうつつか
里じゅうに響き渡り拡がる子どもたちの声 声、声、声
走り回る子どものぼく
泣き叫ぶぼく 笑うぼく

 

ぼくは時の旅人

いつのまにかあのひと あの少年あの少女に 出逢う

     あの日
    あの時

   を
  旅する
 時の旅人

 

旅は終わらない
旅は続く