『真夜中のホトトギス』 * No.3259

真夜中、午前0時にホトトギスが鳴いていた
まぁは横でお酒をぐびぐび飲んでいる
ぼくはグッとがまんした


長いながい夜だった
この1年の繰り返される愚鈍
性に合わないことの繰り返し


人の心ははかりしれない
ましてや自分の心も


痛い、いたい!!
そんなに近寄らないで
針が刺さる あなたの針は長いから


自分の中の愚を深いふかい地下に
埋めてしまわなければ


ぼくはもう吠えようとはおもわない
ふるさとに帰ろう
流れるままに任せて