2018-02-05 『冬手紙』 * No.3217 出来事は事件 ひとつの言葉の事件 扉を開けてもきみはもういない 窓の向こう 裸木に茂る言の葉 事の葉 もどかしく やるせなく すべて散って とどかない冬の手紙 ただ寒さの中でひっそりと つぼみ ぼくにはまだ見えない きみは秘められた つぼみ ・ ・ ・