『大量の汗が出た』 * No.2969

びっしょり ずっしり
朝起きるとまた 大量の汗が出ていた
もうこれで4日目だ
寝間着も下着もずっくり濡れていて重かった
この半年間の「やまい」の病素入り水分が出てしまった感じだ
すでに限界に達していたのかもしれない


侵されていたやまい
うきうきやまい
なんでもかんでもうきうき
あれもこれもうっきうき
うきうきうかれてう〜い〜
常に酒を飲んで酔っぱらっている感じ 
いや飲まれているといったほうが


おい! おまえ、もうええかげんにせー!
と、ぼくの内奥の片隅に潜んでいた方が言いたもうたのだ
だから大量の汗を出して、何度も警告!!


うわっつらだけで浮かれていたときには見えなかったものが
見えてきた


大切にしなければならないものが見えてきた
熱と咳と鼻水のしんどさと
大量の汗を通して見えてきた


見えないもの 人間が生きるうえで大切にしたいもの
やわらかさということ 人をおもうということ
つながるということ 共に生きるということ
ゆたかさということ 生命(いのち)ということ
あたえていただくということ あたえるということ
愛というようなもの
かぎりがあるということ 死ということ
・・・・・・