『母であること』言葉の展覧会2041

いつでも
どんなときにでも
なにがあっても
やわらかく
まるみをおびて
ふくよかに
抱いてくれる
いのちをうんだ海
生をはぐくむ大地
生をあたためる太陽
のように 母
力を抜いてありのままに
ときにだらだら
ときにしゃんと
ときどきひめやかにおんな
・・・・
夫のブツブツ・・・・英才教育はいらない、他人との比較もいらない、歪んだ独占欲もいらない、子の前では夫を立てろ、意地汚い嫉妬屋であってはならない、欲どおしく金ばかりに走るな、自分の夢を子どもに強制してはならない、子だけに奔走して歪(いびつ)になるな、子を自分の分身のように扱ってはならない、子と同じように夫を大事にしろ、ブツブツ・・・・
・・・・
母の声は
張り上げた金切り声でいけない
いつも見守っているよ
いつも大事にしているよという
心の声で
子に語るように