『6月の女の子』言葉の展覧会1836

汚れを知らない
貪欲も知らない花、
白く黄色く、紫にピンクに
咲き乱れ
女の子、
ほほほほっ、とくったくなく笑う
青い空にながく長く繋がる梯子を
いちだんいちだんと歩ませる
足音軽やかに 
髪、風になびく
6月の甘い緑歌をうたいながら
夢見て
憧れを舞っている
いま、いまこそが未来
いつまでもこのままのこころでいてほしい
みどりいよいよ深く
またあたりいちめん
花ざかり