『萌え出ずる里山』言葉の展覧会1800

地中奥深くじわじわと 
静かに
なんやら蠢いている
着実にいい(居位)場をつくり
確かな力を蓄え
芽を吹き出そうと
あちらにもこちらにも
古かったものが新しく再生され
新しかったものが古くさいものになり
よきこととされていたものがとんでもないことだと
分かろうとしているこの時代の転換期



暗い場から明るい場へ
今にも一挙に躍り出ようと
それらは今、地中にしっかり根を張り始めた最中だ



新芽、若葉、花の彩りに染められた
萌え出ずる里山
なにやら新しいものが動き出した






※『里山資本主義』藻谷浩介・NHK広島取材班(角川oneテーマ21新書)¥781−
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