『STAP細胞』言葉の展覧会1751

やはり外からの刺激が必要だった
内ではどうしようもなく難儀だから

細胞と親しくなって
細胞のこころを読みながら
軽やかに自由に
そして可愛くやってみせた若き小保方晴子さん
苦難にめげず
「明日だけがんばろう」と

苦難がふりかかると
原始的生命、細胞はもがき
なんとか生き延びようとする
なんとか・・・
今も私たち
生命体はこうして
在る

生まれ出た胚細胞
ここからあらゆる細胞に分化して
それぞれ役割分担して共同して組織を築く
生命というものの不思議
ひとつでも欠けてはだめだ

細胞の初期化
生命を初めに戻せるなんて
なんてすごいことなんだろう
60兆もある細胞を片っ端から
古びた細胞を全て
初期化すればどうなるんだろう
新しく若返って
まっさらに戻り
1からやり直し
記憶脳も初期化され
まったく別人の自分ができあがって
自分だけれど自分じゃなくなって
・・・・・

刺激惹起性
多能性獲得細胞







<追記>
残念だ。非常に残念だ。
こんなことになろうとは・・・・・。
だが、
この言葉は消さずに残しておきたい。
おそらく何年か何十年か後にはSTAP細胞はつくられるであろうから。アイディアの先走りは駄目だ。
(2014.3.10)