『STAP細胞』言葉の展覧会1751
やはり外からの刺激が必要だった
内ではどうしようもなく難儀だから
*
細胞と親しくなって
細胞のこころを読みながら
軽やかに自由に
そして可愛くやってみせた若き小保方晴子さん
苦難にめげず
「明日だけがんばろう」と
*
苦難がふりかかると
原始的生命、細胞はもがき
なんとか生き延びようとする
なんとか・・・
今も私たち
生命体はこうして
在る
*
生まれ出た胚細胞
ここからあらゆる細胞に分化して
それぞれ役割分担して共同して組織を築く
生命というものの不思議
ひとつでも欠けてはだめだ
*
細胞の初期化
生命を初めに戻せるなんて
なんてすごいことなんだろう
60兆もある細胞を片っ端から
古びた細胞を全て
初期化すればどうなるんだろう
新しく若返って
まっさらに戻り
1からやり直し
記憶脳も初期化され
まったく別人の自分ができあがって
自分だけれど自分じゃなくなって
・・・・・
*
刺激惹起性
多能性獲得細胞
*
<追記>
残念だ。非常に残念だ。
こんなことになろうとは・・・・・。
だが、
この言葉は消さずに残しておきたい。
おそらく何年か何十年か後にはSTAP細胞はつくられるであろうから。アイディアの先走りは駄目だ。
(2014.3.10)
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