『秋空』言葉の展覧会1673

     
いつの間にか高く上昇し
大空を飛び交っていた



真白な雲はやわらかな秋になって
大地をつつみこむ



鳥とあそび虹とたわむれる
ずっとずっと遠い彼方から
懐かしい歌がきこえてくる
遠いとおいむかしに聴いたような



わたしは思わず歌っていた
宙の詩を



あっ、あんなところに紙飛行機



夢が舞っている