『初春、朝。』言葉の展覧会1566

朝の戸を開けてしまった
どうも歩足が鈍い



迷い迷い
とまることなく
夢への飛躍 朝日
雲が笑う



あれよあれよの北の悲しみと
雲間よぎる一羽の鳥
一直線   南への
切開される空
光はねる



今の日へのいろどり
東から西へ
二羽 ひょんと遠くをながめ
くぐもりながら電線にとまって