『一本のぜいたく』言葉の展覧会１５１６

ときどき　思い出したように
煙草を吸うことがある
それも一本
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かつて毎日スパスパ吸っていたのが
だんだん止めていき
いつからかほとんど吸わなくなった
あるとき　ふと　好きだったひとを思い出すように
ふっと　煙草が恋しくなる
そのときには机上に置いている煙草を一本とってふかす
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ふーっと　ふかしながら
ぜいたくに酔う
煙草一本のしあわせ
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※だから、煙草を買うのは年に二，三箱ぐらいです。
　酒も煙草のようになるといいなあ・・・

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