『僅かな時』言葉の展覧会1489

そんなに度々来るものではない
もう二度と訪れないかもしれない
あるいは全くやって来ないかも
・・・
私の人生の至福の時
永遠の一瞬
それは僅かの間であるだろう
何十年という人生のなかで
ほんの僅かの時

ただ
その僅かな宝の時間
忘却の彼方に追いやってしまうよりも
死ぬまで持ち続けていきたい
・・
僅かな時の
記憶の刻印
私は書き続ける
詩を