『レンとアイ』言葉の展覧会1476


ある日、レンとアイは街なかで出逢った
目と目が合った瞬間
どきん(あっ、わたしの未来のパートナーだ) 
どきどき(喜びと震え)
懐かしさとときめきのなかで
しばらく見つめ合っていた二人

レンとアイは寄せては引いていく波
ここちよく流れる小川の水
ふわんと浮かぶ真白な雲
くりかえしくりかえし絡ませる
指と指

レンとアイの間は
見えない愛の線でつながって
抱きあう
時間は消え
永久のひとつの赤いバラ
ひとつの明るい星になる
レンとアイ
一瞬が永遠になって











※作品「と」7