『成熟』言葉の展覧会1417

大きなうちわで
それっと煽られると、ふわーっとなびき
こんどは強いうちわで
えいっと煽られると、ふわふわなびいて
いった過去。今なお・・・
ところがこの頃ちと変わってきた
大勢になびかない人が増えてきたような
まだソーシャルのネット上だが

「熟議が大事なのではない。議なんてどちらでもいい
熟すことが大事なんだ」
若い人たちが言い出した
その通り。大賛成!!

大きなうちわで煽られると
煽られまいと抵抗するか、横によけるか
強いうちわで煽られると
柔らかくそらすか、別のうちわをもちだすか
自分たちそれぞれのうちわをもってきて
楽しく集い、一緒に歩き、楽しく学ぶこともおこってきた

さて、これも成熟への一歩
「かのじょかれたち」「わたしたち」が
とにかくどこかでつながって
生きやすい社会を目指して
楽しく育ち合うしかないか

とまだまだ未熟なぼくは考える




※後記:「煽るものの正体が暴露」
9月18日今日の夕刊にこんな記事が載っていた。
『毎年の光景なのに』
尖閣諸島がある沖縄県石垣市八重山漁港の上原亀一組合長(50)は中国の浙江省福建省から出航する漁船群の映像に対し、「中国漁船が攻めてくるかのようなイメージを流すのは、日中ともに止めてもらいたい」と苦々しげに語った。尖閣諸島北側の大陸棚では例年、中国の巻き網トロール船が操業する。石垣島からは役170キロあり、漁がかち合うこともない。上原組合長は「大半の舟は禁漁期が明けたので出漁しているだけだ。毎年の光景なのに」と指摘。「ぼくらが求めているのは魚釣島への避難港の整備。でも、あそこが『争いの場』になれば、すべてにブレーキがかかる」(朝日新聞



「煽る」裏にはなんかこう、嫌なもの、意図的なもの、恐ろしいものがあるみたい。テレビなどのマスコミがさかんに半絶叫調で言っているのが、空々しくなってきた。益々マスコミは信用できない。
未熟どころか、腐熟である。



「領土トラブル」なんてものは政治(外交)がやること。日中双方、民を巻き込むな(あるいは利用するな)。マスコミも煽るというバカなまねは止めよう。悲惨な事態を導きかねない。
民間を巻き込むな。漁港の上原亀一組合長の言う通り。民間は「友好」「善隣」です。