2011-05-20 『逃げた政府逃げたメディア』 言葉の展覧会1105 目に見えぬ濃い霧がたちこめ出したことが 知らされるやいなや この街からいちはやく逃げた 銀行や郵便局 政府の者はもとより新聞社も逃げ出した あの街でも この国のメディアはみんな逃げ出した 逃げずにいたのは 残った住民と 外国の新聞記者やセブン・イレブン メディアの画面が毎日連呼している 「がんばろう、日本」 「日本の力を、信じてる」 ************* ※加藤典洋『政府と新聞の共同歩調』(朝日ジャーナル「原発と人間」)を読んで