『タコツボ村』 言葉の展覧会1060

聴く耳を持たず 何も見ていない
血が通わず
システムだけがコトコト動いている
強固な村
閉じこもり
固まり
タコツボ化していった村
重大事が起こるまで
安全だ安全だと
言い張っている
科学が生んだ暴走の
原子力



※こんな事態になって初めて分かったのであるが、私たちが大きな恩恵を受けていた原子力発電というものは、何か事が起こると酷い惨禍をもたらすコントロールできない怪物だった。今後、タコツボから脱してすべてをオープンにし、いろんな研究者や他の分野の専門家に耳を貸してゼロからの総合的な議論をしてほしい。そして前にも書いたが、電力会社は徐々に自然エネルギー(太陽光、風、地熱など)に切り替えていく努力をすべきだと思う。そのためには、もっと政府がしっかりと方向付け(経産省のいいなりにならずに)をしなければならない。