『歩歩是道場』 言葉の展覧会995

     「この道、果てもない旅の夕月夜」     (山頭火に習って)

          *

       『歩歩是道場』

道を歩く
軽やかに ときに重々しく
ふと立ち止まって振り返る



長い道を歩いてきた
過ぎ去るさまざまな風景いろいろな出来事
ときに愚かに ときにひとりよがりに
ときに悲しく ときに浮き浮きと



さてこれからも
先を欲張らず
道を歩き続けることにしよう
淡々と
いっぽいっぽの修行