『けんちく』 言葉の展覧会889

aiueokaki2010-09-11

湖の見えるなだらかな緑の丘に
ゆ〜んと伸びて白く欠伸をしながら寝転んでいる
ゆるやかな屋根のあちこちに穿たれたサークルに
流れる雲を入れている
真ん中が少しあがって風や蜻蛉や人が憩い
通り交う
閉ざされてはいるがすべてが開かれたやさしい空間
やがてこのやわらかな建造物は風景のなかに溶解していく
内にいながら
白い丘をのんびりと歩いている



※少し家のことも落ち着いてきたので、再開します。それにしても、今日が、あの「9.11」の日とは・・・・