「現実への逃走Ⅱ」 言葉の展覧会554

おだやかに見えるけれど
実は激しいんだ


内に向かう
内へ内へ


なにかもうわけがわからなくて
むしょうに
むやみやたらと
むしゃくしゃと
おのれを傷つける


あるいは
強く苛立たしく
神経をたたきながら


ときに あたかも おそらく
自らを死に向かわせるように
内に向かう
内へ内へ