「風景Ⅳ」言葉の展覧会244
貧困な言葉に溺れてしまって
辿り着けない向こう岸
彼方は此方の過去違い
三つに切り裂かれたタブロー
消費するばかりで何も身に付かない
なにもかも出鱈目の風景
昼食に食べた鯛の刺身
鈍い目だった
「人生ってそんなに素晴らしいんでしょうか」と猫が問う
内なる風に吹かれて
さらさらと粉になって飛んでいった
虫の死骸がころがっている
風景
・
貧困な言葉に溺れてしまって
辿り着けない向こう岸
彼方は此方の過去違い
三つに切り裂かれたタブロー
消費するばかりで何も身に付かない
なにもかも出鱈目の風景
昼食に食べた鯛の刺身
鈍い目だった
「人生ってそんなに素晴らしいんでしょうか」と猫が問う
内なる風に吹かれて
さらさらと粉になって飛んでいった
虫の死骸がころがっている
風景
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