「未来」  言葉の展覧会182

aiueokaki2007-05-20

仕事に追われている毎日のなかで、ふっと自分の時間をもったとき、未来はどうなるのだろう、と思うときがある。格差の拡大、少子高齢化、福祉の減少、弱肉強食、戦争できる国等、お先は暗い。未来を予測しても、環境問題や人口問題、テロや戦争の不安等が浮かんできて、絶望的になる。
でも、かすかな明るい材料もある。


こんな国をみるな!
世界を見よ!!


いま もうひとつの地球が生まれようとしている
そこは自由に行き来でき
創造的に生きる場所なんだ
積極的にはたらきかけると
必ず返ってくるよ


まだ世の中に出て13年だけど
現実の地球と対になったような空間ができつつあるよ
それは国という狭い囚われ空間でなく地球世界
それは知や情報の世界
世界のどこへでも飛んでいけ
可能性が一人ひとりに開かれていくんだ
ちょっとの努力で世界中の人とコミュニケーションできるよ
世の中のためにできることはないかと
悪意が駆逐されて善い方へ
善い方へ


まだ気付いていないかもしれないけれど
新しい何かが創り出されようとしているよ
21世紀
いまはまだ暗いけれど
そのうち明るくなってくるんだ
世界中のみんながお互いに理解し合おうとすればね
自分の好きなことを見つけてそれをやり続けたとき
これが面白いんだということがわかったとき
どんどん増えていくんだ


いま もうひとつの地球が生まれようとしているよ
13歳のインターネットをきみが育てればね
もうひとつの地球は明るい未来をつくる
もうひとつの希望を
いまはアインシュタインよりも ダーウィンの時代さ
じぶんは今 何をすべきなの




フューチャリスト宣言梅田望夫茂木健一郎ちくま新書656)
この暗い時代の日々のなかで、久々に未来社会に向けての明るい希望の書を読んだ。ぼくのやっているブログもまんざら捨てたものじゃないか。
梅田望夫さんも、茂木健一郎さんも働きすぎて身体をこわさないように、ご自愛を。


※写真は、田舎の家の庭に生えた花。今日は、大根の種を蒔いた。この前蒔いた京水菜が育ち、若菜をサラダにして食べたら美味しかった。