『時空の船』 河川アートイベント
ご無沙汰しています。すっかり春になりました。ひらひら舞い落ちる桜がいまとてもきれいです。お変わりありませんか。
さて、宝塚現代美術店・展がままならないので、番外編として、4月23日(日)に武庫川中州でアートイベントをすることになりました。もしよければ、ご参加してくださるととても嬉しいです。
いっしょに石ころを積んで時空の船をつくりませんか。時空の船に乗りませんか。
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『時空の船』 河川アートイベント
宝塚・宝来橋(S字橋)下 武庫川中州(阪急宝塚駅下車徒歩1分)
2006年4月23日(日)
正午より
*時空の船づくり
17:30〜18:30
川原ライブ
琴乃鳴雪 & 田路幸博
坂出達典
その後、中州で缶ビールを一杯!パーティ
<趣旨>
ふだん見慣れた街の風景も河原に降りたって見上げてみると、少し異なった風景に見えることがあります。川から街を眺めると、また違った街への想像力が頭をもたげてきます。自然から街を見るという逆転の発想です。私たちは川という自然の営みをとおして街を考えてみたいと思います。
私たちのまち宝塚の中心市街地を流れる武庫川があります。一昨年の台風で宝来橋の下に、小石が堆積した広大な中州が出現しました。そこで楽しく面白い提案を思いつきました。中州にある素材としての石を積んで巨大な石船をつくってみたらどうでしょうか。
石は何億年も昔から在ります。そんな石ころ一つ手にとってみても、そこには時空を越えた太古からのメッセージが伝わってくることでしょう。名付けて『時空の船』。その船に子どもたちやおとなが乗り込み、悠久な気持ちになって川で戯れたいものです。サバイバルになって自分の内の自然に目覚めるかもしれません。そんなふうにして私たちは自分たちの身近にある川という自然に親しみ、溶け込み、自然を通して生の営みや街を考えるきっかけになれば実に素晴らしいことです。