三七人の三七日

  今日は夜7時から、亡きおばあちゃんの三七日法事だった。近所や親戚から37人の方が来てくださって供養をしてくださった。お寺さんのお経の後、近所の方を中心に御詠歌等を詠んでくださった。1度の休憩をはさんで9時過ぎまで。じっと同じ姿勢を保つにはしんどかったが、37人の方が忙しい中、夜遅くまで共に供養をしてくださったことは実に嬉しいことであった。ぼくの田舎は共同体の相互扶助が未だに健在で、近所同士が助け合っている。家に鍵などかけなくてもやっていける。この日本列島にはこんな田舎がまだあちこちに残っている。地域社会の崩壊云々を言うのはちょっと抵抗がある。
 法事後の何人かの歓談や片付けが終わった頃はもう10時をまわっていた。