ギャラリー「R・P」(あーるてんぴい)のgoukoママさん

aiueokaki2006-01-25

今日は、仕事帰りに梅田の本屋「旭屋」に寄った。そして、また本を買ってしまった。
★「ネット社会の未来像」(春秋社)宮台真司神保哲生東浩紀西垣通池田信夫〜サイバー世界には何でもある。だけど、人の心だけはない。〜
★「ファスト風土化する日本」三浦展洋泉社)〜「下流社会」の著者が鋭く抉る地方の問題〜ファスト風土が日本を蝕む〜
★「<想像>のレッスン」鷲田清一(NTT出版)
★「私という小説家の作り方」大江健三郎新潮文庫
※「超馬鹿の壁」が平積みされていたので買おうと思って拾い読みしたが、一元思考の馬鹿はこの著書の養老猛さん本人じゃないか、解剖学者だったらもっと自分自身を解剖したらと思って買うのを止めた。

ああ、また金を使ってしまった。本屋へ寄ると、どうして財布のひもが緩んでしまうのだろう。でも、読む価値のある本だから、まぁ、いっか。
・・・・積ん読のオソレ・・・


さて、「旭屋」を出ると、腹が減っていたので少し行った所の「眠眠」へ寄って、ちょっと軽く餃子2人前とビールを飲食した。数年ぶりに来たが、餃子の味は変わらず美味しかった。学生時代にはよくきたもんだ。

そして、今日寄ろうと思っていたギャラリー「R・P」(あーるてんぴい)に行った。
目的地の「R・P」では「Dear」という写真展をやっていた。
場として、鉄道の田舎にある無人駅が設定されていて、そこに恋愛物語の断片が散らばっていた。何人かの若い男女がその物語を演じた主人公になって写し出されている。見事にドラマに填り込んでしまって映画のワンシーンを白黒写真で切り取ったようだ。完成度が高い。背景にある駅はノスタルジックで男女の愛を掻き立てる。駅は出会いと別れ、あるいは再会の場でもある。恋愛の舞台としては最高に胸を震わせるものでもある。
ただ純愛小説で自己完結しているのがちょっと物足りなかった。


それにしてもここのオーナーのgoukoママさんはとても気さくで面白い。ぼくと歳がだいたい一緒なので、何も話さなくても通じてしまうところがある。彼女もぼくのことをそう思っていると言った。
理恵さん、それからあと二人の女性の方がこの「R・P」に来て、一杯飲みながら話をした。ニンニクの臭いをまき散らさないかと心配だった。


今日は実に実りのある楽しい「5時から男の」日であった。
goukoさん、また「R・P」(あーるてんぴい)に行きます。



●「R・P」(あーるてんぴい)●
http://rtenp.exblog.jp/