「時空の石船」プロジェクト
大野良平さんからこんなメールが送られてきた。
ここんとこ、忙しさに追われてアート・プロジェクトの方は遠ざかっているからなぁ。ぼくが仕事でばたばたしている間に、大野さんがやってくれていた。ありがとう!
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『時空の船』コンセプト
私たちのまち宝塚の中心市街地を流れる武庫川。川という自然の営みをとおして街
を考えてみてはどうでしょうか。ふだん見慣れた街の風景も河原に降り立って見上げ
てみると少し異なった風景に見えることがあります。自然から街を見るという逆転の
発想です。
昨年の10月の台風で宝来橋の下、小石が堆積した広大な中州が出現しました。そこに
在る素材(石)を積んで巨大な石船をつくることを提案します。石ころひとつ手に
とってみても、そこには時空を越えた太古からのメッセージが伝わってくることで
しょう。
名づけて『時空の船』。その船に市民が乗り込み、川という自然に親しみ、人々が自
然をとおして街を考えるきっかけになれば素晴らしいことだと考えます。
1.期間をきめて市民ボランティアを募り石積み作業
(軍手・スコップ・つるはし・荷車の準備)
2.船内でのイベントを考える
(石ころアート・舞踏・演奏会・自然と街の共生についての講演会やシンポジウ
ム)
3.夜は船形のライトアップ
(光のアートを演出する)