Pのかけら Ⅱ


いざ東京へ-----------
腐りに行きたまへ

春暁や悪魔祓いの駄目煮喰う
空中にねじれて滅私奉公茱
二字の「主体」争い悲喜劇
月下に花唾しゃぶる一群あり
地上は陽が近づけばどこも昼
2000光年もこの手でしょんべんし
次回は「鳥・風・月・花」並べ換え
草府花府木府という植物占
化体けったいなおばけ汁
でもクリとリスはいいど庵湯
千も万も名前つける馬鹿もいる
通りすぎる女たち振り向きもせず
もるもる主は中央死教
この世とあの世の駕籠棺桶
烏有烏無阿呆さまざま
パッとリュック背負いて精気出し
このわた(腸)摘み摘みて幸せな日々
今日昨日涼しい主死
死塚の生み意志陰々と
移動するめの夜焼きうまい
並々涙の滴ばかり
ワンフレーズは有名の長い道
からすうりすずめうりげんだいしうりのうりうり
 以上
ちょうしよろしおまっせ
 はなくそせせって
のほほん
のほほん
(こんなに高うしてうまくやれまっか)

列島鍋
ふあん
ふあんと
焦げていく

  としはとりたくないもので めっきりふでがおとろえて

  意味を考えなくていいんです
  とっくに賞味期限切れですから
  少々カビもはえ

アウシュビッツの後
不可能になった詩は
箱の真ん中に灰っているのです
箱の中は少々カビがはえ