「一緒にやりたかったのに」  〜搬入〜

午後から搬入。
生瀬小学校の職員室や校長室の近くで校舎の隅っこ、用務員室やトイレ前で階段が在る薄暗い一角で映像を写した。昨夜やっと完成した作品。タイトルは「LIFE SIZE 2005」。篠原克治さんが音を入れた。なかなか面白い。
他の美術作家は校舎や運動場、お寺、神社などのあちこちで展示している。展示をし終えた中辻悦子さんが、元永定正さんやその娘さん夫婦と一緒に見に来られたのでしばらく話をした。中辻さんはぼくに「一緒にお寺でやりたかったのに・・」と言われた。
「ぼくもお寺でやりたかったんですが。本殿で仏像に映像をうつしたりして。バチが当たるかもしれませんが」
「まぁ」
元永さんは、「おもしろい試みなので、もっと宣伝をしたらええのに」なんぞと言われていた。
薄暗くなった頃にだいたいの方が、展示完成をした。
ふーっ、なんとかまにあった!!


夜、ギャラリー・ウーに向けての作品作り。あぁ、たいへんだ。