2006-12-11から1日間の記事一覧

言葉の展覧会29

遠い昔に置き忘れていたものが この店の陳列台の片隅にあった そこだけはほんのりとかがやき まるでぼくが来るのを待っているかのようであった ざわめくこころ なつかしい時間 ぼくはいつしか少年になって走っていた 野を越え山を越えて どこまでもどこまで…