『断片』 No.3630
眠れぬ夜
*
ああ、昨夜は離れていた
かなりの距離
遠くから声をかけあっていたような
*
この地がいやとか
人がいやとか
業がいやとか
鬱になったとか
*
おかしな天気がつづく
晴れだとおもえば雨
雨がふっていたかとおもうと急に晴れだした
冬なのに春のあたたかさで
大風がふく
*
ひとのこころも
ころころ変わる
*
のりうつるな
オロオロするな
悠然と
わが道を行け
そして静かに
見守っていてあげよう
*
見守る
おまえにはできるのか
*
それでも責任がある
引っぱりこんだ責任
が
しっかりしろよ
*
もうすぐ 4:44 あっなったー
もうねむろう
りょうかん
・・・・・