『センス・オブ・ワンダー 7』*No.2900

ときどき私は何かに誘われるように
引っ張られるように
里山へ出かける
森の中には
私を呼び寄せてくれる木が待っている


そこに大好きな木がいる
また会えましたね
うれしい
うれしいよ


私は大好きな木を抱きしめる
うれしいよ
うれしい
ぎゅっと抱きしめる


鳥は歌い
森の美しい音楽が流れる
木漏れ陽が木と私にチラチラ当たり
きらきら輝き


いのちの流れを聴く


永遠の喜びにひたる
うれしい
うれしい


いつまでも