『センス・オブ・ワンダー 1』*No.2892

aiueokaki2017-03-04

こんなにも恐くて
恐ろしくて
畏敬すべき
懐かしいものだったとは



・・・・・・その1
風の音を聞く
風の呻きを聞く   
真っ暗闇の中
唸り 泣き 悲鳴をあげている
その恐ろしさと寒さに
身は凍える
だが
暗闇の風の中に浸っていると
じょじょに
・・・・じょじょに
音は静まって
やがて昊の
風の歌を聴く