『縁 1』*No.2849

どこにころがっているのか
わからないものである
いろんなところへ歩いて行くと
あったあった
思いもよらない こんなところに


だれも気付かない片隅に
真冬の冷たい風に吹きつけられても
凛として 
美しく咲いているたった一輪の花
ちいさな縁の発見


なぜかその日は 嬉しくなって
一日中し。あ。わ。せ。