『花束』*No.2726

コーヒーカップに入れ
テーブルに飾った


華麗で無く明るく無く
とこしえに 静かな花々だ
土と木の肌の色に解け込んで



隠れる
   生命の息吹
       香が流れる


     生きてみますよ
     もう二度とないんだから
     この私という生成


朝も夜もこの花を見つめている



ありがとう、Sさん