『自由7』*No.2497

オレは彷徨い歩く
あてどなく
誰かに気付いてもらい呼びかけられたいのだ
それは駄目だ
と言ってほしいのだ
誰かに
待ち受けていてもらい
やさしく
おかえり
と声をかけてほしいのだ


自由になろうとして叶わなかった
オレは彷徨い歩いている
神の眼差しをとり戻そうと
息苦しく
不自由に
・・


自由な社会の中で