2015-11-25 『静かな夜、ふるさとを思う』*No.2453 いくら齢を重ねたって いつだって 帰りたいのはふるさと 浮かぶよ 野山を駆け回り 草花で飾り ぽっかり浮かぶ雲を眺め 緑の匂いに包まれて 過ごしたふるさと ああ、蒼い葉っぱにのる宝の滴 ちいさな太陽を揺らしている ただ無性に泣きたくなって がむしゃらにペダルを漕いで走り回った日 もどかしくてもどかしくて あのこの前で真っ赤になって俯いてた日 瞼を閉じれば浮かぶ あの山あの川あの空 あの日のふるさと 懐かしくいい思い出だけが巡る 静かな夜 ・ ・ ・