『九月、東京の路上で』言葉の展覧会1817

よってこぞって
へいへいきで
がなりののしりつばをはきすて
へいへいと
ざんこくきわまりないきょうきのことばをまきちらすやから
へいへいきで
きょうきほんならぶほんやや
でまでまどんどんかくさんさすねっと
へいへいとすぴいち
それらをにんまりわらってほうちあそばせるおえらいやから
おお
なんとやばんなくに
こうしんこくだこと
九月、東京の路上がいまなお続いている
ああ
はずかしやはずかしや
このやばんなくに
こうしんこく
いまなお




※『九月、東京の路上で』加藤直樹(ころから)