『6月の夜』言葉の展覧会1637


眠ろうとしたが眠れない
この夜、世界で何人もの人が愛の言葉をささやいている
咳をコホンとする
私をふり向く
宇宙のどこかがゆらぐ
とっくにあの思い出は夜空の向こう
言葉は常に流れている
誰かが置いてくれた椅子に座る
時間が立ち止まり 足早になる
私は遠のく
暑さのおかげで海が懐かしい
あまりにも暗闇を見つめたので
明日は美術館に行こう
私は巡る 心の中を
生という字が目に浮かぶ
窓外の三日月は私を惑わす
あまりにも遠くて迷子の雲が彷徨う




※昨日は暑い中、一日中、タマネギの収穫、耕作、黒豆の種蒔き、草刈りをする。もう暑くて暑くてたまらん!!かった。