『ゆらぎ』言葉の展覧会1624

ここに わたしがいて あなたがいて
花が咲き乱れて 小鳥がさえずり 真っ白な雲が流れる
なにもかもゆらぎながら



ゆらいでいる
あっちにこっちに
ゆらゆらゆらと
わたしのなかで あなたのなかで
草木のなかで 小鳥のなかで 水のなかで
ありとあらゆるもののなかで



ゆらぎによって生まれ育ち
ゆらぎによって死んでいく



粒として 波として
とびとびの
ぼんやりとそこに広がっている
みくろの世界



小さな小さなひもがゆらいでいる
それぞれに
ゆらぎの違いによって
電子にも 光子にも



わたしはゆらぐ あなたもゆらぐ






※5月中も、ほとんど病院通いだった。点滴がとれて、母の口へゆっくりと入れてあげなければならない昼食はご家族の方が食べさせてください、と言われたからだ。甲斐あってか少しずつ母の様態も回復して来た。そして昨日、奇蹟的な命拾いから1カ月と20日目に転院。今度は、完全にリハビリ専門の病院だ。食事もここでやってくれる。少し肩の荷がおりた。
S市民病院の看護師、TさんとYさんが母を車椅子からぼくの車に乗せ、涙ながらに見送ってくださった。良くしてくださって、とても優しくいい方たちだった。感謝!!