『黒田さんの自儘な物語』言葉の展覧会1615

わからない
このさくひんがどうもわからないという
わからなくてもいいとおもう



固有名も人称代名詞もカタカナもときに漢字も
無くなったとき
それでも物語を語ることができるのだろうかと
黒田さんは問う



できる
言葉はいつだって世や人生の意味として
変容しながら
物語をつくってきた



現に黒田さんは自儘の素敵な物語をつくっている