『詩人の留守』言葉の展覧会1589

どこへいったんだろう
眠ってしまったのか
逃げて行ったのか
どこか旅にでたのだろうか
あるいは死んでしまったか
・・・・・
戸惑い 思案し 捜し回る 
春の野原
ぼくの内の
強張った言葉をかき消すような
鶯の鳴き声
混ざる子どもたちの声
春の陽気
のため ただいま 詩人は
ぽっかり
留守