2013-02-20 『冬日の詩』言葉の展覧会1551 あのひ ぼくの心に とつぜん とびこんできた 詩 ぼくはおどろき 人生がかわってしまった あれから40年 とびこんできたものは まだピチピチしている 新鮮そのもの 言葉をほっして さがしもとめて 迷い 惑い 消沈し 混濁 歓喜 想酔 未だ彷徨ったまま 書き探りつつ 冬日の凍てつく空気のなか 寒さよ 滲入して通り抜けよと 手袋もせず自転車を空無に泳がせる ・