時が経って 老いてしわがいっぱいできても
忘れられないひとがいる
もう亡くなっているけれど 忘れられない
ふぃっと あのひとはどこかから現れてくる
すると 私はこんな歳になっても胸をときめかす
あのひとをおもうと とても幸せなきもちに浸る
嫌なことがあったときも どんな辛いときも どんな苦しいときも
あのひとをおもうと なぜかほっと すくわれて
嫌なことも辛さも苦しさもふっとんでしまう
忘れられない 私のこころのなかの
だいじなだいじなひと
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※よっぽど思っていたんです。この歳になって、今でも。輝く瞳を持った70代のKさんは、こう忘れられない人のことを話してくださった。
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