『忘れられないひと』言葉の展覧会1545

時が経って 老いてしわがいっぱいできても
忘れられないひとがいる



もう亡くなっているけれど 忘れられない



ふぃっと あのひとはどこかから現れてくる
すると 私はこんな歳になっても胸をときめかす



あのひとをおもうと とても幸せなきもちに浸る
嫌なことがあったときも どんな辛いときも どんな苦しいときも
あのひとをおもうと なぜかほっと すくわれて
嫌なことも辛さも苦しさもふっとんでしまう



忘れられない 私のこころのなかの
だいじなだいじなひと





※よっぽど思っていたんです。この歳になって、今でも。輝く瞳を持った70代のKさんは、こう忘れられない人のことを話してくださった。