『さよなら、、、』言葉の展覧会1502

あっというまに過ぎ去ってしまった
果敢の、過剰の、過誤の、過失の、過密の
時間たち
今頃は空の向こうで
ちいさな記憶の瞑となって飛び交っているだろう
        *
自分にすら気づかない自分の時間たち
こうしてぼくらは歳をかさねていく
枯れススキがからからと笑う
       *
スキッと澄んだ夜空
星がひとつひとつ輝いている
       *
残っていた一粒の時間が
トントン、
トントントン
と扉をたたいた
さあ、もう、さよなら、、、です


  
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