『みゅーず』言葉の展覧会1328
考え抜いた末に
一滴だけしたたる涙
宙に消尽されている生命
目的などなくてなにもかも自由
ミューズたちの神殿はカフェだった
つい一昨年、パルナッソス山から降りてきたところだ
天空の神ゼウスの娘女神たちは多くの顔を持っていて
そのときそのときの気分で神殿の表情が変わる
遠くの悲しさに涙したアポローンはミューズたちに
音楽を奏で叙事詩で語りかける
始めるためには何度も創りなおすことだ
心のミューズィアムに
新しい息吹と新しい詩を
そして繋がりと切断を
と
一日みゅーずでぼんやりと珈琲を飲む
ときたま本を読みながら
・
※宝塚市の阪急中山駅南スグの「MUSEUMCafeみゅーず」の建物に,店長のハマサキさんと相談して、眉と鼻を足すと顔が表れた。表情は無難に固定されているが、本当は表情豊かだ。
●http://museumcafe-muse.com/index.html●